設計事例

甲子園の家


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コンセプト

甲子園の家
この住宅では、憧れであったコンクリート打放し仕上を採用した、初めての作品である。 思った以上に、コンクリートの仕上りは良好であった。敷地は間口(7,700)奥行き(27,570)で、奥行きに余裕はあるが、だからと言って、 南側に広い庭をとるほどの余裕はない。敷地条件により、コートハウス的に庭を分散する手法を取入れ、それぞれの庭に役割と機能をもたせた。その中心となるのが中庭である。この計画上の課題は、部屋と部屋との繋がり以上に、分散させた庭と各部屋との繋がであり、快適で住み心地の良い住環境をつくりだす為に、自然の採光、さらに自然な風の流れを確保することにある。
パブリックスペースとプライベートスペースの各々の空間が、中庭を通じて対峙しつつも、しいては季節の移り変わりを感じ、自然との共存をはかる。前庭は、アプローチ空間の延長であり、ホールの突き当たりの坪庭は、 単調な動線の中で、高い塀の圧迫感を避ける為の欠かせない空間である。 その為に、塀によって通風が妨げられないようスリットを設けた。 周囲に巡らされたコンクリート塀も、建物の一部としてとらえ、デザインの中に組込まれている。

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