設計事例

松原の家


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コンセプト

松原の家
この住宅は、松原寺の埋蔵文化材指定区域に隣接し、大和川にも近く春には、隣の下水処理場の桜が満喫できる立地にある。
平面的には、施主の希望であった、和室10帖と居間を連続した一体の空間とする事で、 各行事に必要なスペースを確保し、和室10帖には広縁を、 居間には格子の雨戸(通風を兼ねた)を設け、機能的にも、視覚的にも変化を持たせた。老人同居のための和室6帖(閉塞感を与えないように縁側を設ける)と、トイレ、浴室との関係 さらに、自然の通風、採光を考慮しつつ、プライバシーの確保につとめた。和室、居間の開口部は、建物外壁線より1.5m控えた緩衝空間を設け、 和らいだ光を取り入れるように考慮した。混構造の特徴であるコンクリートの素材感と、木構造の木の材質感を生かして構成された空間が、 玄関ホールである。湾曲したコンクリートの壁、片持ちの階段スラブ、板貼の斜め天井の垂直軸と、 木製の手すりの水平軸によって構成されている。外観的には、1階のコンクリートの材質感と、2階のうぐいす色の外壁の コントラストが印象的である。和室に面した外壁に、あがたれた円状の開口が、ファサードの直線的構成と対象的であり、 この住宅のシンボルである。

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