今津山中の家

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コンセプト

阪神大震災による家屋倒壊の建替え住宅である。
地震により倒れた状態の建物の調査を行った際、倒壊した住宅は壁のバランスが悪く、壁量も不足していた。

敷地の形状は間口(5,360)奥行き(13,130)で、両隣りの住宅も倒壊し、建て直したとしても隣地との空きは、民法(50)を確保するのが精一杯である。
両隣り共に、敷地一杯に建物を建てるのは間違いなく、その事から十分な採光、通風を得るのが難しい。その対策として玄関ポーチの上にポリカーボネート板を使用したパティオを設け、玄関ポーチへの明かり採りとし、2・3階は上部吹抜けとし上階への採光、通風が確保出来るようにした。

リビング一杯の開口をもった特注サッシと、デザインされたバルコニーのスクリーンの要素からファサードは構成されている。壁面をキャンパスとしてとらえ、サッシ(紺色)とスクリーン(黄色)を、各々異なる色でカラーリングすることで、より一層クライアント及び地域社会に、この家の存在を印象づけることになる。

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